尋ね人を見つけるため、人探しの方法を考えましょう。

尋ね人を見付けたい

家族や友人が行方がわからなくなって尋ね人となってしまったら、どうしたらいいのでしょうか?

まず、近隣で家族や友人が立ち寄りそうな場所を手当たりしだいに探し回ると思います。

それでも尋ね人を見つけることができなかったら、次は警察へ...というのが、尋ね人を探すときの手順になると思います。

しかし、警察に尋ね人を探してもらうためには、尋ね人が何らかの事件や事故に巻き込まれてしまっていることを証明するか、未成年者の尋ね人の場合でしか、警察が積極的に動いて尋ね人の捜査をしてくれません

これは警察が悪いわけではなく、尋ね人の性質の違いによって、警察では対処が難しい案件もあるということです。

尋ね人のなかでも友人の行方がわからないという場合で、事件や事故に巻き込まれたかどうかも判断できない、また、数年連絡を取っていなかった人に連絡を取りたいから警察に友人を探してくれ、というのもできません。

そのため、自分で尋ね人を探す必要があります。

失踪した人の居場所を突き止める方法

家族や恋人など大切な人が何の前触れもなく行方不明になってしまったら、残された人はとてもショックです。

余程辛いことがあったことは察しできますが、一刻も早く行方を突き止めたいと思うでしょう。

急に失踪してしまった人を探す方法としては、以下の3つがあります。

警察に捜査願いを出す


一番確実なのが警察に「行方不明者届」を出すという方法です。

警察に行方不明者届を出すと無料で捜査をして貰えるというメリットがあります。

但し届け出ることができるのは原則として家族となり、恋人や親友という関係ではできません。

また、警察としては特に事件性がないと判断した場合には、積極的に捜査はしてくれないのが現状です。

普通に家出をした場合通達のみとなることが多く、発見率は低くくなります。

探偵や興信所に依頼する

失踪した人を探す方法として一番発見率が高いのが、探偵や興信所に依頼することです。

クライアントとして扱ってくれますので、失踪者だけに集中して捜査をしてくれます

しかし探偵や興信所に依頼すると、捜査が長引けば料金が高くなってしまいます。

失踪した段階で遠くへ行かないうちになるべく早く依頼するのがコツです。

インターネットを利用する

インターネットには行方不明者の情報を載せる掲示板が数多く存在します。

より多くの人からの情報提供を呼びかけたいときは、SNSなどを使うと良いでしょう。

SNSの良い点は、情報を掲載すると大きく拡散してもらえることです。

ただし、個人情報を必要以上に乗せてしまうと悪用されてしまうこともあるので注意が必要です。

この方法や注意点は、新聞やテレビなどのマスコミを利用する場合も同様です。

自力で探す

失踪した人を自力で探すとなると、時間と手間がかかります。

その間にかかる費用ももちろん自前となり、効率が良いとは言えません。

しかし自分で探すことで大事にならず、失踪者の社会的立場を守ることができます

失踪した人を無事に見つける為には、警察か探偵に頼りながらも自力で探し続けることがコツです。

  • 連絡を取り続ける
  • 知人や友人を訪ねる
  • 行きそうな場所にいってみる

など、出来る方法はすべて行いましょう。

失踪してしまった人の心理状態は?

ある日突然親しい人がいなくなってしまう……そんなとききっと失踪した人の考えていること、思っていること、悩んでいることにあなたは思いを巡らせるでしょう。

近しい人であればあるほど、失踪のおおよその理由には心当たりがあるかと思います

しかし実際どのような心理状態で失踪するに至ったのでしょうか。

成人した人が失踪した場合

失踪した人は失踪する直前の日常について決して良いものだったとは思っていないでしょう。

ストレスや現実に対する失望・絶望から鬱を発症していたり、それに近い状態であったりと、正常な判断ができるとは言い難い精神状態にあることがほとんどです。

「何とかしてこの現実から逃げ出したい」「現状から脱却したい」という強い逃避願望があることが分かります。

未成年が失踪した場合

鬱状態の成人の失踪に対し、未成年の失踪は躁状態であることがほとんどです。

多くの場合、親しい友人同士で過ごす時間が長くなったり、またネット上で気の合う同性や異性と出会ったりしたとき、そのまま失踪してしまうというケースが多くあります。

この時彼らは「いつもの日常よりも楽しい」「こちらのほうが自分にとってストレスが少ない」「単調な毎日に刺激がほしい」など、大人からしてみればそんな単純な理由で!?と思うような理由で家出をしてしまうのです。

どちらのケースにも共通して言えるのは失踪者が現実に対して何らかの不満を抱えているということです。

その不満を近しい人が正しく認識していることが失踪を防ぐ一つのカギになります。

もし近しい人が失踪してしまった場合、失踪前の生活でその人がどのような不満を抱えていたか、どんな些細な事でも思い出すことが必要になります。その情報が新しければ新しいほど、失踪先の特定に役立つのです。


行方不明者のことが心配で心休まるときがないという方、家族の行方がわからないと心配ですよね。警察に相談しても発見できない、でも、警察以外でどこの誰に頼ればいいのかわからないという方は多いはず。

行方不明・家出人、人探しを自分でする方法

行方不明者を捜索する方法と、警察以外で行方不明者を探してくれる機関について調べましょう。

自分で人探しを依頼する前にしたいこと

失踪したことは、何らかの原因があると考えてもいいので、まずは人探しをすぐ依頼するのではなく、個人的に探せるようなら探してみるのもいい方法です。

特に行いたい方法として、失踪した理由が喧嘩などの問題であれば、携帯電話などに連絡を入れてみることです。

もしある程度冷めてくるようになり、冷静になって考えられるようになると、出てくれたり連絡を取ることができるケースがあります。

LINEがあるなら、未読と既読でわかるようになるので、事件かどうかも判断しやすいです。

次にこうした連絡を取ることが難しい高齢者の場合は、認知症によって失踪している可能性があります。

このケースでは勝手に外に出てしまっているのですが、知らないところをウロウロしているよりも、知っているところに近いところを移動していることが多いので、周囲を探してみると良いです。もしかしたら結構近くにいることがあるので、見つかることもあります。

自分ができることは行った上で、何も手がかりがないとか、応答がない場合、探すことが難しいと判断できる場合は、まず警察に連絡して捜索をお願いしておきます。24時間以内の失踪であれば、とりあえず対応してくれることが多いので安心できるかもしれません。

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